日本においては、自動的に国籍が変わることはありません。
国際結婚とは、読んで字の如く、国籍の異なる人同士が結婚することをいいます。
例えば日本人と中国人、フランス人とスペイン人など、違う国のパスポートを保有しているもの同士の結婚といった意味です。
日本でも近年国際結婚はそう珍しくない時代になってきました。
ちなみに、最初の日本での国際結婚は1873年と言われています。
日本人男性とイギリス人女性の結婚でした。
それから時が経ち国際結婚の数は徐々に増加し、現在20,000件を超えてきました。
組み合わせは?
2019年のデータでは。約3割以上が男:日本人、女:中国人の組み合わせです。
次に多いのは男:日本人、女:フィリピン人で、2割を超えます。
ここで半数を超える組み合わせとなるので、かなり割合としては多くを占めることがわかります。
日本よりも国として豊かではないフィリピンなどの国籍の方との結婚の場合は、「偽装結婚」なども疑われる場合があります。
特に2人の間に大きな年齢差がある場合などです。
国際結婚で、相手を日本へ呼ぶ場合は、「日本人の配偶者等」というビザ資格を申請します。
この申請では行政書士は、かなりプライベートを知ることになります。
申請には2人の通話記録やチャット履歴、デートで撮影した写真など、長く関係が続いていて、それがラブラブだ!=偽装結婚じゃない!という証明が必要なのです。
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