ビザについてネットで検索すると、
「行政書士がサポートいたします!」や、「申請取次士が申請代行いたします!」といった記事をよく見かけるかと思います。
いや何それ?
そう思っていらっしゃる方多いのではないでしょうか。
そこで今回は、行政書士と申請取次の違いなどを説明していこうと思います。
行政書士
一言でいうと、お役所に出す書類なら何でも代行できる人です!つまり書類を書いて、申請を出すプロです。入国管理局もお役所の一つなので、お金をもらって申請の代行ができるということなのです。他には、レストランやバーを出すときの許可などの申請も出せます。
申請取次士
一言でいうと、弁護士又は行政書士の中でビザの研修を受け、試験に合格した入管に特化したプロです。彼らは「ピンクカード」という入管で見せる専用の身分証を持っています。入管へ行くとたまに首からピンクのカードを下げている日本人を見かけたことがあるのではないでしょうか?彼らは、申請取次士です。
申請取次士になるには、行政書士試験に合格後、申請取次研修を受け、試験に合格する必要があります。実は、この研修受けるのに、30,000円かかります。。。しかも受けても試験に落ちたら、また30,000円払って研修を受けなければならないのです。
ただ、試験に合格できない人はほとんどいません。普通に研修を聞いていれば大体合格します。※しかし毎回絶対何名か不合格になります。僕が受けたときに隣にいた行政書士の方は3回目だといっていました。
なぜわざわざ申請取次士を取るのか?
お金もかかるし、そんなに面倒なのに、なぜみんな頑張って研修を受けるのか。
それは、勿論ピンクカードを持っていると得するからです。
どう得をするのかというと、入管で並ぶ必要がなくなります。
東京都内の入国管理局はかなり混みあいます。毎日書類を出すだけで2,3時間待つのは当たり前。書類に不備があったら、最悪のケースだとまた2時間並び直して、提出しなければなりません。
ただし、申請取次を取ると、入管の申請予約が取れるのです。これは行政書士に許されているのではなく、申請取次士にだけ。だから、みんな高いお金を払って頑張ってこの資格を取るのです。これがあると、たくさんの案件を並ばずに一気に出して、さっそうと帰ることができます。
申請取次士の落とし穴
こんなに優遇されている取次士でも、メインの業務の一つとして、できないことがあります。それは、在留カードの受け取りです。ビザ更新申請を提出し、その後入管から、審査終了ハガキが届きます。その後、ハガキを持って新しい在留カードを受け取りに行くのですが、その際は予約ができないのです!!!
皆と同じようにひどいときは、3h以上待つこともあります・・・。しかも電波がものすごく悪くWifiも通っていないため、その時間で仕事することもままなりません。
私自身、更新の案件が入ることが増えてきて、もういっそのことポケットWifi買おうかなとも考えています(笑)。
当社では、在留カードの受け取りをお客様で行っていただけますと、ビザ料金から5,000円割引させて頂きます!これは、2019年12月27日までの期間限定ですので、ご希望の方は「こちらの記事を見た!」と一言ください。
それでは、また失礼します!!
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