この仕事をしていると、世の中にはいろーんな仕事があるなぁとつくづく実感します。
きっとまだまだ数え切れないほど、僕が知らない仕事があって、そのお仕事のお陰で僕は便利な生活ができているんだろうと思うと、知らない誰かに感謝したい気分になります。
今回いただいた申請は、モンゴル国籍を建設業関連のビザ申請をしたいということでした。
今年の4月に作られた、大卒ではない外国人も日本へ滞在できるチャンスを与えるための「特定技能」ビザを除いては、原則大卒以上の方でないと入国することはできません。
建設業や飲食業で申請を出す場合には、簡単にいうと皆んなをとりまとめる人として、申請を出します。
作業員や接客する人としての申請はまず100%通らないからです。
ただし、中には作業員・接客担当としての採用であるにも関わらず、虚偽の申請を出すグレーな行政書士もいます。皆んな気をつけてね。
今回頂いたご依頼は、施工管理と呼ばれる業務でのビザ申請を提案しました。
施工管理とは、建設現場でちゃんとスケジュール通りに工事が進んでいるかをチェックしたり、届いた資材の状態が良いか確認したりする、いわゆる管理業務です。
施工管理は広い範囲の知識が必要になります。そのため大学で建築の勉強をしていたり、実務
経験があればビザ申請も可能になるのです。
モンゴル国籍の申請人はとても優秀な方でした。
日本語もお上手で、モンゴルの国立大学を出た方です。経歴的には全く問題のない申請でした。
僕自身、建設関係の申請は初めてだったので、業界のことに触れられてとても勉強になりました。
こういった経験が自分の血肉になって活かせる仕事に就けて本当によかったと思います。
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