ビザ申請書類で必須だった、押印のほとんどが不要となります。
どの書類が不要になる?
不要となるのは、在留資格認定証明書、在留期間更新許可申請書、在留資格変更許可申請書の3種類にかかる、申請書類の押印です。
1人あたり70名以上の書類が必要で10箇所以上の押印が必要であった、特定技能ビザについても押印箇所のほとんどが不要になりました。
押印不要のメリット
間違いなく、外国人を雇用する会社での押印の手間が減ることです。
1社で5名の特定技能外国人を雇用する場合、押印箇所は50箇所以上になりますので、なかなかの大変な作業です。
押印不要のデメリット
本当に外国人を雇い入れる受入企業が提出したのかどうか、がわかりづらくなる点です。
これまでは色々な書類に押印をしなければなりませんでしたので、裏を返すと、確実に受入企業が作った書類だと判断できました。
その判断材料がなくなる点は唯一デメリットではないかと思います。
ここから入管の運用が更にオンライン化していく流れはもはや変わらないでしょう。
その変化を楽しみに、どんなことにも対応できる強い事務所となれるよう精進いたします。
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